ベアリング破損では無く原因はコンロッドのようです。気になったので色々考えてみました(-ω-#)y-~~~~
1:大端部の変形
コンロッドをじっくり観察したのですが、通常この肉厚ならば変形は考え難いです。
そこで確認の為に会社で真円度測定をしようと思ったのですが、機械の調子が悪く測れませんでしたので直り次第測りたいと思います。
2:コンロッド・ベアリング・ピンのクリアランス
限りなく0に近いのが理想なのですが現実的には無理です。寸法公差内であったとしても点火爆発の衝撃でガタが徐々に大きくなっていくと思います。当然ですが使い方・使用時間によって使用限度を超えるタイミングは違ってきますが・・・
3:浸炭焼入れの深さ
通常この手のコンロッドは浸炭焼入れと言う熱処理をした後に大・小端を仕上げ加工します。
たまたま焼き入れの深さが足りなく仕上げ加工したら、浸炭層が無くなってしまったとか薄くなってしまった可能性があります。浸炭層が無くなれば、そこは生の鉄ですから強度的には弱くなります。
真円度測定した後でコンロッドをカットして浸炭層を見てみたいと思います。
現時点の材料で考えてみると、パワーを出してる為に2番でも書いたガタが出て写真のような状態になったのではないかと・・・
設計の段階でパワーに対する強度不足も考えられますが
コメント
とても興味深い内容です。
是非、真円度測定してくださいm(__)m あと、カットの結果も楽しみです!!
マニュアルにも、すごく短いスパンでの交換部品に入ってるから、消耗品?と言うことで終わらすしかないかも?しれませんが(笑
続・検証>>楽しみにしています!
投稿者 □hoops□ : 2007年12月29日 12:01
そんな関係の仕事してますし・・・
品質管理部門に持っていったら、向こうも興味津々で調べてみましょうと(o^∇^o)
部品の値段には驚いていましたが(・ω・lll)
投稿者 どらちゃん : 2007年12月29日 12:54
なるほど、興味深いですね。
今度、私の奴も測定&クエンチお願いします。(^^;
投稿者 のぶ : 2007年12月31日 01:26